異世界の彼方からこんにちわ


【TALES WEAVER】の二次小説です。初の二次小説なので、多少の世界観の違いはお許しください。
by nekonadeya
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登場人物紹介
序   章:01話02話03話04話
討   伐:01話02話03話04話05話
黒   幕:01話02話
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# by nekonadeya | 2009-12-31 23:59 | TALES WEAVER(二次小説)

TALES WEAVER~IF The change 黒幕:二話

勝負はほぼ、一瞬だった。
目の前に居た巨大なゼリッピ。
そして、それの動きを魔力で、止めていたサングラスゼリッピ。

状況は把握できた。
丹歌は、至近距離で、サングラスゼリッピ達に空斬を放った。
たった一発。
たった一発の空斬で、5匹居たサングラスゼリッピ達が消し
飛んで消えていった。

魔力から開放された大きなゼリッピは、ゆっくりと目を開き、
丹歌の姿を見ると、口を開いた。

「オイラを救ってくれたんは、アンさん・・・?」

丹歌はコクリと頷いた。
眠そうに欠伸をしながら、話を続けた。

「オイラの名前は、キングゼリッピ。
 ゼリッピの中の王や・・・」

「キングゼリッピ?
 ゼリーキングじゃなくて??」

「ゼリーキング言うんは、あれやね。
 意思の無いゼリッピを生む人工生物の事や・・・
 不思議に思わんか?
 ゼリーキングやのに、ゼリッピを生むなんて・・・
 それじゃ、ギングやのーて、クイーンや~」

「あの・・・」

「ん?おもろなかったか??
 やっぱ、寝起きのギャグはあかんなぁ~」

「そうじゃなく、ゼリーキングに様があるのですが・・・」

「なんや、ゼリッピでも、ペットにしたいんか??」

淡々と、関西弁で会話を続けるゼリッピキングに対して、
少し困った様子で、丹歌はたずねた。

「【ゼリーキングの証】が、欲しいのですが・・・」

「なんやて!それじゃ、アンタ!
 ゼリーキングの座を狙ってるんか?
 そんなん、幾らがんばったってアンタ、無理やで??
 人間が幾らがんばってもゼリッピは産めへんねんで・・・」

我慢だ、我慢。

丹歌は自分にそう言い聞かせた。

「いえ、そうじゃなくて・・・
 ゼリーキングが、増えているそうで、その討伐に俺が選ば
 れたのです。」

「うむ?
 ゼリーキングが増えとる??」

先ほどまでの、キングゼリーの雰囲気が一気に変わった。

「その話、ちょいと気になるなぁ・・・
 詳しく話せる人、おらへんか??」
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# by nekonadeya | 2008-05-03 17:34 | TALES WEAVER(二次小説)

TALES WEAVER~IF The change 黒幕:一話 

気分は最悪だった。
シュワルターが言った一言のお陰で、その場に居た。
ほとんどの人を敵に回したからだ・・・
ルシアンには、「じゃ、どっちが強いか勝負だ!」と、
ケンカ腰に言われ、クライブとその手下には散々罵ら
れ、ボリスでさえ口には出さないものの目が相当怒っ
ていた・・・

丹歌は、ため息をつきながら、クライデン平原の指定
の場所に向かった。

すると、サングラスをかけたゼリッピが一匹、普通の
ゼリッピが二匹、何やら集まっていた。

丹歌は息を殺して、二匹の行動を観察した。

「さぁ、人間に見つからないように行こうッピ!」

ゼリッピたちは、そのまま進んだ為、丹歌は後をつ
けた・・・

数百メートル歩いた先に、小さな扉があった。
ゼリッピが一匹は入れるくらいの大きさの扉が・・・
三匹のゼリッピ達は、その扉の中に入り、扉を閉め
るのも忘れて、慌てて入っていった。
丹歌は、ここで一息大きく息をすった後、扉の中に
入った。

扉の中に入ると、そこは大きな部屋があった。
そこは、まるでゲームの世界に出てくるような・・・
そう、ダンジョンのようだった。

丹歌は息を殺し、刀を構えた。

居る。

直感でわかった。
自分よりもかなり強い強敵が・・・

一体。
雑魚がウヨウヨと・・・・
その雑魚よりも強いやつが数匹。

丹歌は内心あせっていた。
勝てるのだろうか???

一匹のサングラスをかけたゼリッピが、丹歌に気
づいた・・・

「くせものだ!!
 そこに居る人間を殺せ!!」

大きな声が聞こえる。

一匹、二匹、三匹・・・

ゼリッピたちが丹歌達に向かって突進してきた。
丹歌はなぎ払う。

これくらいなら、なんとかなる。

四匹、五匹、六匹・・・

丹歌は吹き飛ばす。
これくらいも、余裕で勝つことが出来る。
最初は楽だった丹歌もだんだんきつくなってきた。
丹歌は、後ろに引き下がり全体を確認した。
ゼリッピ達はまだまだ居た。

ピーピー鳴いている。

一匹だけなら確かに可愛いかも知れない。
だが、これが百匹以上居たらどうだろう??
それは、気持ち悪いの一言で澄んでしまうだろう・・・

丹歌は、ゼリッピの中で、人の言葉を話すゼリッピを
探した。
そいつが、指揮を出しているのは声でわかる。
だが、どこにいるかまでは、わからなかった・・・
向かってくるゼリッピをなぎ倒しながら、そのゼリッピ
を探すのは至難の業。

丹歌は飛んだ、刀に力を込めた。

【片影流:抜刀・空の型】

丹歌は心の中でイメージした。

「式音(シキネ)」

丹歌は刀を高速で、引き抜き、そして鞘に納めた。
すると、低い轟音が鳴り響き、ゼリッピ達は混乱し始めた。
ゼリッピの動きが停止した瞬間に、丹歌はもう一撃刀を高
速で引き抜いた。

「空斬(カラキリ)」

空気の刃が、ゼリッピ達に切りつけた。
斬り付けられたゼリッピは次々と悲鳴をあげて切り刻まれ・・・
そして、息絶えていった。

丹歌は着地すると、その技を出した本人でさえ驚いた。
確かに、広範囲の場所に傷を付けることが出来る技だったが、
それはせいぜいコンクリートの壁に傷をつけることが出来る程
度だったからだ・・・
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# by nekonadeya | 2008-04-09 11:15 | TALES WEAVER(二次小説)

TALES WEAVER~IF The change 討伐:五話 ゼリーキング

丹歌は言われたとおり、朝九時には、アクシピター
の中で、待機していた。

すると、中では色んな人が居た。
男か女かわからない位、綺麗な肌をもった、黒髪
の長い人。
金髪で、大きな声で話している少年。
そして、その中には、昨日会った、ミラとティチエ
ルの姿もあった。

「あー!昨日の迷子の子だー♪」

ティチエルは、丹歌の存在に気がつくと、そう言
いながら、丹歌に近づいてきた。

丹歌は一瞬焦ったが、特に動じる事はなかった・・・
何故なら、今の姿は子供なのだから・・・

「こんにちわ♪」

丹歌は、笑顔で挨拶をしてみた。

「今は朝なので、『おはよう』ございますですよ~」

「・・・・」

ティチエルは、ニコニコ笑いながらそう言った。
元気な子だなぁ・・・。

その声に気づいたのか、金髪の少年が隣の髪
の長い人に話しかけていた。

「ねぇ、ボリス、迷子だって!」

「ルシアン、静かに・・・!」

と、金髪の少年は怒られていた。
どうやら、ルシアンと言うのは金髪の少年の名
前で、髪の毛の長い人は、ボリスと言うらしい・・・
丹歌は、ココに来てから、出来るだけ耳を他にも
集中させるようにしていた。
何故なら、出来るだけこの世界の情報が欲しかっ
たからだ・・・。
その為、些細な雑談にも注意を払うようにしていた。

「お、まさかこの場所にも、迷子で来ちゃった?」

そう言ったのは、ミラだった。
どうやら、ティチエルが丹歌に近づいてきたと同時
に、ミラも近づいて来たみたいだ。

「いえ、今日はシュワルターさんのお使いで来ました。」

「まさか、お前もゼリーキングの討伐に参加するのか?」

ミラが驚いた声で、そう言った。

「ゼリーキング?」

「なんだ、知らないのか・・・
 そうだよな、お前みたいな子供がゼリーキングの討伐を
 任される事なんてありえないよな・・・」

丹歌はミラやティチエルと、暫く雑談をしていると、アレン
と、シュワルターが皆が待機する場所に現れた。

「皆さん、お待たせしました。
 今回、皆さんに集まってもらったのは、『ゼリーキング』が
 大量に発生してしまった為、グループ別に別れて、その討
 伐をお願いしたいからです。」

それを聞いた、ミラは大きな声でこう言った。

「待てよ!まさか丹歌まで、その討伐に参加させるとか言わ
 ないよな?」

すると、シュワルターはこう言った。

「ああ、しかし、丹歌は一人で討伐に行ってもらう。」

それを聞いたミラは怒鳴ったが、他にも抗議をするモノも居た。

「待ってください、俺やクライブならともかく、そんな小さな子
 が、一人でゼリーキングを倒せるとは思いません。」

「さて、それはどうかな?
 私は、丹歌君の実力はここにいるメンバーと同じか、それ
 以上の実力があると思っている。」
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# by nekonadeya | 2008-03-22 12:17 | TALES WEAVER(二次小説)

TALES WEAVER~IF The change 討伐:四話 アクシピター

丹歌は今、アクシピターと言われている場所に居る。
魔法商店の店員、メリッサに手を引っ張られてここ
に、つれてこられたのだ。

そして、今、丹歌の目の前に居るのが、アクシピター
の責任者、シュワルターとアレンと言う名前の青年。

二人は、暫く丹歌を見た後、メリッサの方を向き口を
開いた。

「本当なのかね?メリッサ・・・
この子が、この【トゥートゥーの殻】を持ってきたと言
うのは・・・」

「わかりません、ですが・・・
ここに、その殻があるので、私はなんとも・・・」

メリッサは緊張している為か、上手く喋る事が出来な
かったようだ・・・
すると、アレンがため息混じりに話し出した。

「私にはとても信じる事ができません・・・。
いくらトゥートゥーとは言え・・・」

よく見ると、アレンが口を開くたびにだんだん顔が赤く
なっていった。
丹歌は、その事にいち早く気づき、笑いを堪えるのに
必死で、アレンが何を言っているのかがわからなかった。

そして、暫くの間が空いた後、シュワルターが丹歌の頭を
優しく撫でた。

「丹歌君と言ったかな?
君のお父さんとお母さんはどこに居るんだい?
そして、どこから来たんだい?」

丹歌は、迷った。
どう答えたら言いかわからなかったのだ・・・。
本当の事を言って、果たして信じて貰えるのだろうか・・・。
すると、アレンが丹歌の前で座り、丹歌と目線を合わせた。

「私の目を見てください・・・。」

丹歌は、疑う事も無くアレンの目を見た。
丹歌は、アレンの目は、赤茶色ほんの少しだけ綺麗に思えた。

「僕の言う事に、正直に答えてくださいね・・・。
 君はどこから来たんだい?」

丹歌は自分の意思とは反して、何故か勝手に口が開き、その
質問に答えてしまっていた。

「俺は、日本の○×から着ました。」

「日本ってどこにあるんだい?」

「アジアの東の方・・・」

アレンは、シュワルターの顔を見たが、シュワルターもこの
地名に心当たりは無く、首を傾げていた。
アレンは再び、丹歌に質問を出した。

「どうやって、ここに来たのかな?」

「扉を開けて、ここに来ました・・・。」

「扉?誰と来たんだい?」

「一人出来ました・・・。」

「・・・どんな扉がどこに、その扉はあって、どこに繋がっ
ていたんだい?」

「俺が通っている学校の教室に、無いはず場所にの青い大きな
扉があって、そこから、この街の近くの草原に繋がっていまし
た・・・」

「その扉は今もある?」

「ありません。俺が壊しました・・・。」

「・・・どうして壊したのかな?」

「俺の居た場所が、この草原のMob達と同じ姿で、ここのMobより
も物凄く強いMobが、その扉から現れたからです。
だから、俺がこの世界に来て、中から扉を破壊しました・・・」

アレンは、シュワルターの顔を再び見ると、コクリと頷いたので
アレンは「ありがとう」と丹歌に言い、頭を優しく撫でると・・・。
丹歌は、アレンに持たれかかるように倒れた・・・。
メリッサは、驚いて、声をあげたが、アレンは丹歌を抱き上げる
と、メリッサに渡した。

メリッサは、困った顔で丹歌を背負った。

「この子、どうしたらいいでしょうか??」

「なんか、訳あり見たいですね・・・。
 この子の言っている事が真実にせよ偽りにせよ、私の瞳術で
 この子が答えたのですから・・・。」

「偽りだとするならば、大きな組織が絡んでいるな・・・」

シュワルターがそう言うと、メリッサが悲しそうな声で呟いた。

「こんなに、小さいのに・・・。」

丹歌は、意識が朦朧としていたがメリッサに背負われて居る自
分の姿を見る事で、自分がどんな姿になっているかが解った。

丹歌の身長は、小学生低学年の身長になってしまっていた・・・。

シュワルターは、メリッサに申し訳無さそうにこう言った。

「暫く、この子の面倒を見てやってくれないか?
 養育費は私の方から出そう。」

「それは、構いませんが・・・。」

「明日、この子に簡単なテストを行ってもらう。
 本当に、この年齢でトゥートゥーを倒したと言うのなら
 十分、アクシピターの兵士としてやっていけるだろう・・・
 この子が目を覚ましたら、明日の9時にココに来るように
 伝えてやってくれないか?」

メリッサは、ゆっくり頷くと、シュワルターの部屋を出て行った。
メリッサが階段を下りていくのを確認すると、アレンは機嫌が悪
そうに、シュワルターに尋ねた。

「まさか、ゼリーキングの討伐を頼んだりしませんよね?」

「兵士は多い方がいいからな・・・。
 審査員はお前に一任するから、もしもの時はよろしく頼むぞ?」

シュワルターはそう言うと、そそくさと自分の部屋を出た。
暫くしてから、アレンの悲鳴が聞こえたが、シュワルターは聞かな
かった事にした。
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# by nekonadeya | 2008-03-12 00:21 | TALES WEAVER(二次小説)


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